Neutrophil Functions during Treatment with Granulocyte Colony-Stimulating Factor(G-CSF) in the Elderly with Non-Hodgkin's Lymphoma: Including Two Patients Accompanied with Interstitial Pneumonitis during the Treatment with G-CSF.

Abstract
7例の高齢者非ホジキン・リンパ腫を対象として, 化学療法後の好中球減少期にG-CSFを投与し, G-CSF投与前, 投与中の好中球機能を測定した. 大腸菌由来のG-CSF75μg/d・皮下注投与を好中球が1,500/μl以下に減少した時に開始し, 10,000/μl前後に増加するまで続けた. 高齢者非ホジキン・リンパ腫症例のG-CSF投与3日目の貪食活性は1,130±403粒子/100PMNsであり, 投与前と比較し185.7±31.4%と顕著に (pl以上に増加し, 貪食活性も949±105/100PMNsに亢進した時に発症したが, PaO2の低下を伴った呼吸困難はG-CSFの投与を中止すると同時に改善し, 可逆性であった. 高齢者には肺機能検査を頻回に行わなくてはならない.