Assessment of body composition by bioelectrical impedance analysis: Effects of skin resistance on impedance.

Abstract
IoelectricalImpedanceAnalysis(以下,BI法)による体組成の評価法は,簡便法として妥当性に優れた測定法である,本研究は,電極装着部位の清拭,特殊な皮膚低抗降下剤使用の有無など,装着条件の差により,impedance値および体組成の推定値にどの程度の影響をおよぼすかについて検討した.被検老は,16歳から19歳までの健康な女性9名である.Impedanceは,摂食・摂水とも2時間以上経過した後に,腋窩と両大腿部を開いた仰臥位の姿勢で,4極法による徴電流(50kHz,800μA;Selco SIF-891)を体に伝導させることにより測定した.電極は,著者らがBI法に応用した心電図小児用電極(以下,電極)を用いた.また,電極は,利き手の甲部と利き手と同側の足中部の同一部位に装着した.電流電極と電圧電極間は,一定(3.Ocm)とした.BI法での体脂肪率は,1著者ら(1989)の式により推定した体密度(Db=1.1628-0.1067(Wt(R2+Xc2)0.5/Ht2)をBrozek et al.の式に代入することにより求めた.ただしWtは体重(kg),Rはresistance(ohms),Xcはreactance(ohms),Htは身長(Cm)を示す.その結果,以下に示したような知見が得られた。